【書評】マインドマップ超入門

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最近、色々なことをぼーっと考えることが多くなっていました。仕事のこと、家族のこと、これから迎えるであろう老後のこと。特に老後、といっても定年は、60歳から65歳に延びそうな世の中の流れもあり、このまま惰性で生活を続けていたら延々と同じ仕事を続けていく人生しか描けない。

そもそも私には、故郷にかえるという任務がある。いつまでも同じ場所に居続けるわけにはいかない!

そういいながらなかなか考えもまとまらず、悶々とした日々を過ごしている中でたまたま手にとったのがこの本でした。

「マインドマップ超入門」ってどんな本?

タイトル:マインドマップ超入門
著者:トニー・ブザン
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

著者のトニー・ブザン氏は、このマインドマップを考案された方です。(本を買ってから知りましたけど) この本は、考案者の著書ですし、「超入門」というだけあってページ数も約100ページ、厚みは1cmあるかどうかと最初に読むには良い本です。

内容は、大まかに

・マインドマップの説明
・作るときのルール
・作るときのポイント
・マインドマップの事例

実践 マインドマップ作成

本の中には、時間管理・1年の計画・毎月の計画・日々の計画・スピーチ・旅行の計画・ライフプランなどが事例としての図が挿入されています。

この中で私がこれだと思ったのは、やはりライフプランです。
「60歳までに独立(会社を退職)」といったような年齢と目標を放射線上に書いていき、その目標を達成するための要素を分岐して書いていくイメージです。

実際に私も書いてみましたが、最初はそんなに多くの情報は書けません。

自分の発想力はこんなものか…と思ったのが最初の感想でしたがそれでもかまいません。

一度描いたものをたまに眺めるうちに、その内容が次第に頭の中にはいっていき、ある時ふと、「あれを達成するためには、もっとこういう要素が必要だ」とか、「あれを目標にしていたけどもっとこっちの方が重要だ。」という考えが浮かんでくる機会が増えました。

今までだったらそれは思い付きのままで次第に忘れてしまい、また忘れたころにふと思い出すということを繰り返していました。ですが、簡単なものでもいいのでマインドマップとして一度、形にすれば、それを少しずつ手直ししていくことで自分の目指すべきものがだんだんと完成形に近づいていていきます。

実感した作成時のポイント

・細かいルールにとらわれない。


本には、色使いや線の太さなど色々とルールが書かれています。ですが、それにとらわれ過ぎると作業が止まってしまいます。最初は細かいルールにはとらわれず、気の向くままに書けばよいです。

描いて、本を見直して、マインドマップを練り直して、という作業を繰り返す中でポイントになるルールを少しずつ取り込んでいけばOKです。

・紙に描くのがいい。


パソコンで書くこともできますし、マインドマップに似た図をかけるソフトやサイトも多く存在していますが、最初はやはり紙がいいですね。私が昭和な人間というのもありますが。メリットは、思いついたらすぐかける。字の大きさ、配置も自由自在。デメリットは、書いたものは動かせないので大幅なレイアウト変更には不向き。ですが、それぐらい情報が充実するまでは紙で十分です。
紙1枚とペンさえあれば、どこでもかけます。私はカバンにいつもA4用紙をしのばせています。

・最初は小さくてもいい。


最初からそんなにたくさんの情報は書けません。自分の発想力のなさにがっかりしたりもします。ですが、それも気にしない。小さくてもいいので書けば、それが頭の中に残り、新たな発想を呼んでだんだんと情報が充実していきます。

結論

マインドマップは、堅苦しく考えず、まずは日常使いで色々なことの思考の整理にためにに使ってみればいい。


次は、スピーチが苦手なので話を組み立てるときにこれを活用してみようかな。

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